レトルト殺菌

日本ではレトルトといえば、1968年に世界で初めて一般市場向けに発売を開始したボンカレーを筆頭に、プラスチックフィルムパウチに入ったカレーやスープ食品がポピュラーです。(宇宙食、戦場携行食としては、それ以前からありました)
しかしながら、これは日本だけで通じる和製英語のひとつでして、レトルトとは食品業界では世界的には下の写真の機械を指します。

食品業界で云う「レトルト」とは日本語で言うと、高温高圧殺菌釜とでも言いますか、たいてい車より大きいお釜です。大きな物では観光バスより大きいものがあります。
つまり、この釜で殺菌したものは皆、缶詰も含めてレトルト食品です。簡単にレトルトカレーといっていますが、これでは缶詰のカレーだか、レトルトパウチのカレーだか判らない。
そうです、皆さんが普通に日本のお店で見かけるプラスチックフィルム製容器に詰めたカレーなどの食品を「レトルトパウチ食品」というのです。
茜丸では、糖度42°の超低糖度商品や、芋など土壌菌をふくむ原材料を使用したあんこについてレトルト殺菌を行い安全性に対して万全の措置をとっています。

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