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行 のあんこ辞典

赤いダイヤ

昭和29年(1954年)の大凶作で、小豆が高値で取引されたことから

 

小豆

【概要】

あずきは従来は、いんげん豆の一種とされていたが現在は、マメ科ササゲ属に分類されている一年草である。原産地は東アジア。祖先野生種のヤブツルアズキ(Vigna angularis (Willd.) var. nipponensis)は日本からヒマラヤの照葉樹林帯に分布し、栽培種のアズキは極東のヤブツルアズキと同じ遺伝的特徴をもつため、東アジア原産とすべきである。日本では古くから親しまれ、縄文遺跡から発掘されているほか、古事記にもその記述がある。アズキの約20%はタンパク質で、栄養価が高いほか、赤い品種の皮にはアントシアニンが含まれ、亜鉛などのミネラル分も豊富である。日本における栽培面積の6割以上を北海道が占める。丹波、備中を含めて、日本の三大産地である。 低温に弱く、霜害を受けやすいため、霜の降りなくなった時期に播種する。

【形態】

小豆の形態は大部分が円筒形であるが、大納言など少し尖った形のものもある。

 

小豆の栽培

小豆は、地力で取るといわれ十分な有機物が土壌にないと育ちません。そのため、他の作物と輪作を行います。また、小豆は霜に弱いため成熟期に霜の少ない時期を考慮して栽培します。

 

小豆の栽培スケジュール(北海道十勝地方の場合)

1).前年秋:堆肥をまき、畑を起こす
2).5月上旬:畑の整地を行い、種まきに備える
3).5月下旬:畦を切り、肥料をまき、種を撒く
4).6月下旬~7月中旬:土を耕して、寄せる
5).6月下旬~7月中旬:雑草を取る
6).7月中旬~8月中旬:農薬散布
7).9月中旬~9月下旬:刈り倒して、乾燥させる
8).9月下旬~10月中旬:脱穀

 

小豆の品種

小豆の品種には、ジーンバンク(遺伝資源の収集・保存施設)には、5000点以上の品種・在来種が保存されておりここでは触れることができない。現在、北海道で栽培されている小豆の品種は10品種あり、「サホロショウズ」「エリモショウズ」「アカネダイナゴン」「きたのおとめ」「しゅまり」「きたおとめ」 「ほくと大納言」がある。